マテハンブログ  
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大阪万博2025に行ってみた

kawasaki2025.05.27

皆さまごきげんよう。kawasakiです。

自宅から電車1本で行ける万博なんて、もう今世ないぜよということで先日行ってまいりました。「大阪万博2025」。結論から言うと「行って良かった」です。どやった?と聞かれれば、行ったほうがいいと勧めます、はい。
では事前のパビリオン予約から行ってみよう。
※若干のネタバレあり

パビリオンの事前予約

予約は4回チャンスがある。

1. 2か月前抽選(来場日の3か月前から)
2. 7日前抽選(来場日の1か月前から)
3. 空き枠予約(来場3日前から)
4. 当日予約(入場10分後から)

私は2か月前抽選には間に合わなかったので、7日前抽選から参加。
申し込みは第5希望まで登録することができる。当選は1枠のみ。無論、1枠も当たらないという厳しい現実も。早速だが川咲の経験からのアドバイス。お目当てのパビリオンがあるなら、時間帯を変えて1~5枠全てをそのパビリオンに注いだほうがいい。マジで当たらないから。私と妻は、二人で10枠を3つのパビリオンに絞って申し込んだが1つも当たらなかった。
ちなみにその3つは、

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パナソニック館「ノモの国」
いのちめぐる冒険

あ~いいよいいよ、俺たちには「空き枠予約」があっから。これはね、抽選じゃなくて「先着順」なの!夫婦揃ってITリテラシーは高いの!ハックしてやろーじゃないの、万博さんよ!
申し込み開始の24時に備えて、みんな万博のWebサイトにアクセスするから22時以降サイトが重いらしい。そんな情報もモチのロン、キャッチしてます。23時にまずマイページへアクセスっと!
「現在サイトが大変混雑しております。並んでいる人数:4x,xxx人。待ち時間目安:60分。」
えーっと、マイページを閲覧するのに1時間待たないといけないの?何このドSなシステム。
ま、予約開始は24時だし、間に合う間に合う。そして24時、マイページへのログインに成功。
お目当てのパビリオンを検索して予約っと。え?空き枠なし?じゃじゃじゃ次このパビリオンっと、空き枠なし。このループが5回ほど続き、空いているのは当日予約で取れんじゃね?という初めての海外旅行で絶対選ばないであろうお国ばかり。
そ、そうだ!キャンセルとかあるよねたぶん。早朝もう一回トライしよ!果報は寝て待てだ。
5:30に再度ログイン。ほぼ全ての海外パビリオンすら空き枠なし。

入場

ミャクミャクくん
9時開場は予約が取れず、10時入場予約。少し早めの9:15に夢洲駅到着。駅から近い方の東ゲートは混むと聞いていたが、手荷物検査のゲートまで割とスムーズに移動できた。歩いている時間合わせて40分くらい?で入場。
手荷物検査が終わると申込時に受け取っている「デジタルチケット」のQRコードを係員に提示しゲート内に入る。が、このQRコード、予約しているパビリオンに入る際必ず必要となるので、私は事前に印刷し、首からぶら下げるケースに入れていた。入場してまずは、いらっしゃいミャクミャク様にご挨拶。ある人に写真を送ると「ミャクミャクくんが土下座してる!」と返ってくる。あ~なるほどね、世論の反対を押し切って開催したことを吉村さんに代わって入口で謝罪してるわけか~ってんな訳あるかぃ!
入場後、10分待つと当日予約ができるようになる。すかさずスマホでマイページへアクセスっ!え!「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」空き枠あんじゃん!しかも午前中枠!神様、ありがと~!この当日予約、1枠しか取れずその枠を消化(予約時間にQRコードの読み込み完了)すると次の予約が取れるという仕組み。なので遅い時間に取るとそれまで他のパビリオン・イベントを予約できないので近い時間で取るのが鉄則。

シンガポール館

シンガポール館
ガンダムまで少し時間があるので、あまり並ばず入れそうなパビリオンを探す。あら、オッシャ~な外観。シンガポール館だ。行列も短くとりあえず、並んでみる。紅く丸い球体の外観、よくみると鱗で覆われている。しかも1枚1枚模様が違う!神は細部に宿る。中に入ると、多種多様な繊細で白い切り紙が天井から吊り下げられている。更に奥へ進むと、ドリーム・スフィアと呼ばれるオブジェクトがあり、そこへ絵や文字を書くと、それが館の上部へぶわ~っと飛んでいく。その後、階段を上り、今度はプラネタリウム的な場所に。なんとさっきの文字が夜空に表示されるではないか。やるぜシンガポー。ちゃんとオチまで考えてある。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
いよいよその時間がきた。パビリオン横には、宇宙・未来へ手を差し伸べる実物大ガンダム像が展示されている。うん、かっけー。QRコードを係員さんに読み込まれると同時に、まずは次の当日予約!なんと、行きたかった「いのちめぐる冒険」の予約に成功。タイミングが良かったか?これで安心してガンダムに没入できる。パビリオンは夢洲から軌道エレベーターで宇宙まで行くというストーリー。また宇宙では地球と同じように人が暮らしているという世界観がガンダムなのだが、宇宙で野菜がどうやって作られているかなど割と具体的に説明される。またモビルスーツがデブリ(宇宙空間のゴミ)を回収してたりするのだが、この形状のロボじゃなくてよくね?とかツッコミどころは一旦置いておいて、映像美が素晴らしい。小さい子どもでも楽しめる、わかりやすいアクシデントもありつつ、あらま、スキャンダルで活動自粛じゃなかったのね、とあのお方も登場。ぶらぼー。

昼食

どこも混んでると聞いていたので、妻がちょっとしたおかずとおにぎりを作ってくれていた。が、一部の人気店を除けば結構中で食べられる模様。

大屋根リング散歩~モザンビーク

大屋根リング散歩
今更言うことでもないが、圧巻。これは現地で見てみないとすごさが伝わらないなぁ。ちなみに構造には「貫工法」という清水の舞台にも用いられている伝統工法を採用しているみたい。


1/4周ほど散歩して次に訪れたのは、モザンビーク館。一部屋ぐるっと回っておしまい。滞在時間5分ってところか。並ばず入れるのには意味がある。ちなみに日本からモザンビーク行くには30時間かかるらしい。

ベトナム館/UAE館

ベトナム館
我が社にはベトナム人の技能実習生がいる。ならばここは行くしかないっしょ。開幕から2週間遅れてオープンしたベトナム館。内装はかなり凝っていてベトナムの世界観が鮮明に表現されている。1つ1つの飾りがかわいい。1日4回水上人形劇が公演されているみたいで、これの評判が良い。

UAE館
次に向かったのは、UAE館。外観はナツメヤシの柱が林立し、スケールのデカさがうかがえる。中に入ると白檀の良い香り。しかし、外観のインパクトを超えることはなかった。

いのちめぐる冒険

アニメーション監督/メカニックデザイナーとして有名な河森正治氏と作編曲家 / 演奏家 / 音楽プロデューサーの菅野よう子氏が手掛ける五感で楽しむことができるパビリオン。もうね、空間全体に映し出される映像と音響が圧倒的。私が観たのは「ANIMA!」だったが、超時空シアターも観てみたい。

ブルーオーシャン・ドーム

ブルーオーシャン・ドーム
最後に取れた当日予約。永遠に流れる雫のパノラマは永遠に観ていられる。最後は海がプラスチックゴミに汚染されていくイメージ映像を見せられるのだが、これを観たあと100円ショップに行きづらいね。

疲れた身体にチェコビールを注入

チェコビール
ブルーオーシャン・ドームを出たところで、16:30。滞在時間6.5時間の割には回れたんじゃないかなと思う。ヘルスケアアプリを確認すると約2万歩あるいてる。どおりで脚が痛いわけだ。疲労回復のため、体内にアルコールを入れる。うんま~。居酒屋だと3杯は飲める価格だけど、チェコビール飲む機会もなかなか無いのでここは奮発。飲みながら会場をあとにする帰路は多幸感に包まれる。
ちなみに話題のユスリカはとりわけ気にならなかった。増えたのは私が行ったあとなのかな?

じゃあな、万博。また来るぜよ。

ブログを書いたスタッフ

取締役
kawasaki
元競走馬の担当員、元Webコンサルティング会社のアナリスト、元スイーツのECショップ店長、元メーカーの人事総務という異色の経歴を持つ何でも屋。趣味はマラソンと競馬と日本酒。
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