マテハンブログ  
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嗚呼、有馬記念。

kawasaki2021.12.21

皆さまごきげんよう。宴会部長のkawasakiです。

時は瞬く間に師走を迎え、先週末はM-1グランプリ、そして今週末は中央競馬の1年を締めくくるあのビッグレースが控えています。

 「有馬記念」

目を閉じて過去の有馬記念を追懐し、的中した記憶を検索しましたが、脳が「検索対象が見つかりません。検索方法を変えてみてください」と返してくる始末。心の中のリトルkawasakiが「買う前からもう当たらないことが確定してるんだ、なぜ買う?」「買われる馬の関係者の身になってみろ?」と、まるで自首を促すようにささやきます。
しかし、私は買います。買い続けるのです。Why? 有馬記念だから。

今年の注目は?

今年は、個人的に少し物足りない印象のメンツですが、注目はこのレースがラストランとなる、目下グランプリ3連勝中のクロノジェネシス対、天皇賞秋で無敗の三冠馬コントレイルと短距離の女王グランアレグリアを撃破した3歳馬エフフォーリアでしょう。
グランプリ女王が有終の美を飾るのか、それとも3歳No.1が世代交代を告げるのか。

クロノジェネシス


前走の世界最高峰レース凱旋門賞では7着に敗れましたが、レース後はここを目標にしっかり仕上げられ、力のいる暮れの中山(競馬場)の馬場はこの馬にとって最高の舞台でしょう。1ヶ月前にはグランアレグリアが、2週間前にはラヴズオンリーユーが、同世代を共に戦ってきた2頭が花道を飾りました。それに続くよう、C.ルメールが当馬をエスコートするでしょう。

エフフォーリア


日本ダービーこそ鼻差で敗れたものの、ここまで6戦5勝2着1回という見事な成績。そして前走の天皇賞・秋でコントレイルを下した実力は本物。女傑のグランプリ4連覇を阻止するならこの馬か。唯一、データ的なところで不安材料を上げると、「天皇賞・秋Vから直行で有馬記念を勝った馬はいない」というジンクス。

穴を狙うならこの馬だ

抑えておきたいのはこの馬。ステラヴェローチェ。クロノジェネシス同様、父はバゴ。重たい馬場は大歓迎なはず。雨で馬場が更に悪化するようなら厚く買いたい1頭です。

もう1頭あげるなら、エリザベス女王杯の勝ち馬アカイイト。前走は10番人気を覆す完勝劇。展開が向いただのフロックだと言われていますが、自ら動いていって押し切ったあの勝ち方は昨年のクロノジェネシスの有馬記念に酷似。どうも2017年のクイーンズリング(2着)と重なり、気になる馬です。

競馬の1年を締めくくる有馬記念。
今年もあなたの、そして私の夢が走ります。
あなたはどの馬に夢を見ますか?

 

※当記事における予想はkawasakiによる個人的見解です。記事を参考に不利益を被られた場合の責任は一切負いかねます。

ブログを書いたスタッフ

取締役
kawasaki
元競走馬の担当員、元Webコンサルティング会社のアナリスト、元スイーツのECショップ店長、元メーカーの人事総務という異色の経歴を持つ何でも屋。趣味はマラソンと競馬と日本酒。
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