皆さまごきげんよう。kawasakiです。
猛暑が続く日本の夏を、いかがお過ごしですか？
米国西部のアリゾナ州では記録的な暑さの影響でついにサボテンが枯死し始めているそうです。午後はなんと47.1度まで気温が上がり、夜間も32度を下回らないそう。もはや人が住む環境ではありませんね。私もここ最近、週末の日中は避暑ごもりすることが多く、自宅で妻とアニメを観て過ごす日が少なくありません。今日はそんなミーハーアニメおたくのkawasakiが最近観たおすすめアニメ作品をご紹介します。
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サマータイムレンダ

舞台は、和歌山県和歌山市に位置する小島「日都ヶ島」。実際のモデルは友ヶ島だそうです。中学生までこの島に住んでいた主人公・網代慎平（あじろ　しんぺい）は、幼馴染の小舟潮（こふね　うしお）の訃報を聞き、葬儀に参加するため2年ぶりに島を訪れる。そこで彼は、古くから島に伝わる不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな影を見た者は死ぬ」。その後、影に殺される場面を何度もループする主人公。
和歌山の小さな島で繰り広げられるサスペンスストーリー。要所にちりばめられた布石と伏線の多さとその回収方法にラストまで中だるみすることなく一気に観れます。ちなみに主人公の声優は、鬼滅の刃の竈門炭治郎役でおなじみの「花江夏樹」さんです。

ブルーピリオド

金髪でタバコを吸い、それでいて優等生な高校2年生の主人公・矢口八虎（やぐち　やとら）は、不良の友人と充実した日々を過ごしてた。ある日、美術室で八虎は、1枚の絵に心を奪われた。その後、美術の授業課題で描いた絵が友人に褒められ、絵に興味を持ち始める。そして八虎は美術部に入部することを決意する。しかし彼がその後進学で第一志望に選んだ東京藝術大学は、実質倍率200倍の超難関大学だった。
物語は美術部にスポットライトが当たった青春モノですが、中身は王道のスポ根アニメです。しかし登場人物は皆揃って繊細で様々な葛藤があり、そこに向き合う姿が印象的です。また作品を通して、画法や技法の解説もあり、美術の基礎を多く教わることができる点も魅力の一つです。

ヴァイオレット・エバーガーデン

タイトルのヴァイオレット・エヴァーガーデンは主人公の少女の名。幼少期に孤児として兵士の家に引き取られ「武器」として戦争へ駆り出される彼女。最後の戦争で両腕と、敬愛する上官を失い、戦争終結後、感情を持たない彼女は義手を付け”自動手記人形”という、依頼主の気持ちを言葉に代えて手紙を綴るという仕事に就くことに。彼女の心に中にあるのは、戦死したかつて上官。ヴァイオレットに言葉を教え、「武器」ではなくひとりの少女として扱ってくれた唯一の存在。彼が戦場で最後に彼女につぶやいた「愛してる」という言葉の意味がわからなかったヴァイオレットは、代筆の仕事を通してその言葉の意味を模索していく。
感情を持たないヴァイオレットが1つ1つ仕事を重ねる過程で、人の想いや自らの感情を知って成長していく姿は心を打たれます。感情が希薄なkawasakiは自身をヴァイオレットにオーバーラップして観ていたかもしれません。（きっしょ！）
また、京都アニメーションによる緻密な映像表現と風景描写が作品をより一層味わい深く仕上げています。

オッドタクシー

少し偏屈で変わり者の個人タクシー運転手の小戸川（おどかわ）は、他人とあまり関わらず、平凡な生活を送っていた。彼は天涯孤独な身でありながらも、彼の乗せる客や数少ない友人と会話する事で、自我を保っていた。しかしある日、そんな彼は少女の失踪事件に巻き込まれていく。
このアニメはキャラクター達が全員、動物に擬人化されています。（その理由もラストで明らかになります）内容は割りとダークなんですが見た目が動物の為、うまくマイルドに仕上がっています。そして主人公の声優はまたまた「花江夏樹」さん。本作は声優にお笑い芸人が多く抜擢されており、ダイアン、ミキ、トレンディエンジェル（たかし）、森三中（村上）などがキャスティングされています。

響け！ユーフォニアム

物語は京都の北宇治高校吹奏楽部に所属する主人公の黄前久美子（おうまえ　くみこ）が同級生や先輩たちと共に、全国大会出場や金賞を目指して日々奮闘する青春アニメ。クオリティの高い演奏シーンや、リアルな吹奏楽部内で捲き起こる人間ドラマが視聴者の心をつかみ、現在でも続く人気シリーズ。
楽器に全くもって疎いkawasakiでしたが、2人の現役吹奏楽部の娘を持つ弊社CSの長、両角から時々耳に入る情報で昔より少ーしだけ楽器を理解した影響もあって、思いの外ハマった作品の一つです。全国大会を目指して頑張る一生懸命な彼女たちの姿が描かれる一方で、女性ならでは？のドロッとした人間関係がリアルに繰り広げられるところも本作の魅力の一つです。（実力と学年の上下関係など）

攻殻機動隊SAC_2045

2045年、戦争特需を生むため大国が始めた利益のためのサスティナブルウォー（持続可能な戦争）は、「全世界同時デフォルト」を引き起こし、貨幣や電子マナーの価値は暴落、戦争従事者以外の人間は莫大な損害を被り、暴動や略奪、内乱が絶えない世界に。そんなポスト・アポカリプス感あふれる世界で、草薙素子少佐やバトーたちおなじみの元公安9課の面々がアメリカ西海岸で傭兵部隊「GHOST」として無法者を鎮圧しているところから物語は始まる。
「攻殻機動隊」は士郎正宗氏によるマンガで、押井守監督によってアニメ化された「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」で世界的にヒットした作品です。kawasakiも人生で一番好きなアニメは？と問われれば真っ先にこの作品が思い浮かびます。映画「マトリックス」においても監督のウォシャウスキー兄弟が攻殻機動隊の影響を大きく受けていると話していますね。本作は初めて攻殻機動隊を観る人も楽しめる内容となっています。相変わらず内容は複雑で難解ですが、かなり現実的な近未来を描いており、ラストの展開は哲学的かつ宗教的で色々と考えさせられました。これまでの公安9課のメンバーはほぼ全員登場し、更に声優陣もほぼ過去作品と同じである点は往年のファンにはたまらないかもしれません。

いかがだったでしょうか。「私も◯◯、観ました！」「◯◯がお好きなら△△もオススメですよ」など本記事を通してkawasakiとコンタクトを取りたいという方はぜひ中古でマテハンでお見積依頼いただき、特記事項にkawasakiへのコメントをいただけると幸いです。
来週から弊社も夏季休暇に入ります。（8/11～16）
休暇中は、今秋放送予定の「進撃の巨人 The Final Season完結編（後編）」に備えて、再度1話から観直す予定です。
ではまた。