今日、8月2日は16回目の創立記念日。
今思えばあっという間の16年間でした。

バブル崩壊

大阪の鉄工所を経営する長男に生まれ、いずれは鉄工所を継ぐ覚悟で学校に通い、取引先を2社渡り歩いて現場と営業の勉強をしました。

丁稚奉公の任期が終わり父親の会社に入社する頃には、バブルが崩壊していて父親の会社も倒産寸前でした。悩んだ挙句、父親の後を継がず、丁稚奉公でお世話になった会社に出戻りました。
祖父、父の経営者としての苦労を見てきたので「自分はサラリーマンで一生過ごそう。」
そう心に決めて新しい生活をはじめました。

東京に営業所を出すということで、率先して東京（実際は埼玉）に移り住み、がむしゃらに慣れない土地で働きました。

しかしある日、会社を売りました（M&A)と社内通達があり、社風がガラリと変わりました。居場所が無くなりました。

創業の覚悟

そして16年前の今日、会社を創業しました。
ご先祖様から「逃げるな！もう一度チャレンジしろ。」
こんなお告げをもらったのかもしれません。覚悟を決めた瞬間がこの日です。

お陰さまで、紆余曲折ありましたが現在は素晴らしい仲間と共に物流業界の裏側で、少しは社会のお役に立つ会社になったのではないかと思っております。

創業時に心に念い描いた「祖父を超えたい」はまだまだ志半ばですが、私たちのビジョンである「物流機器のテーマパークをつくろう。」とともにコツコツと積み重ねて実現させたいと、改めに心に誓いました。

社員・お客様・地域社会を豊かにするためこれからも走り続けます。